● ピロリ菌の除去療法

治療は2種類の抗生物質と、プロトンポンプ阻害薬という胃酸の分泌 を抑える薬を用います。この3種の薬の併用で初めて、ピロリ菌の除菌 が可能になります。いずれも、経口投与で1日2回の服用を1週間続けます。 ちなみに、私の場合は10日間でした。この治療法で約90%の除菌に 成功しています。副作用は、軽い下痢をおこす報告があります。 私の場合は、やたらに食欲がわいてきたような?感じがしました。 むしろ、薬を飲み続けないことの方が、除菌に失敗してしまうほうのリスクの ほうが大きいようです。もし、副作用がでたときは、すみやかに医師に相談 をして下さい。消化性潰瘍が治癒するまで、胃酸コントロ−ルするH2ブロッカ− の処方がとらえれますが、治癒した時点で治療は終了です。その後の検査で ピロリ菌の消失が確認されれば、再発はほとんど起こりません。
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